世界有数のケーブポイント・グロットでのダイビング
グロットでのダイビングの魅力
サイパン島の海は、マリアナ・ブルーとも呼ばれる、まさに紺碧の海。その中でも、このグロットと呼ばれるポイントは、世界中のダイバーたちを魅了してやまない場所の一つです。海水の浸食によってできた、3つの大きなホールがあり、そのホールを抜けると、外洋へと出ることができます。このホールの神秘的な色彩は、グロット・ブルーという名前がついており、他では見られない幻想的な景色を作り出しています。
このポイントが難関と呼ばれる理由はいくつかあります。まず、サイパンの政府やダイビング協会の決まりによって、ブランクが1年以上あるダイバーや、ダイブ本数が20本に満たないダイバーは、このポイントで潜ることができません。
エントリー・ポイントにたどり着くまでには、116段の階段を、機材を装備した状態で下りていかなければなりません。帰りにはこの階段を、同じ状態で登ることになりますので、かなりの体力を求められることになります。エントリーする際にはジャイアントストライドで飛び込むことになりますが、水面までの距離がかなりあるため、高所恐怖症の方にはつらい経験になります。
ケーブ内でのダイビングにもスキルが求められますし、閉所恐怖症の方は、ここで動けなくなってしまうこともあるそうです。また、ホールを抜けて外洋に出た段階では、中性浮力を維持しながら、うねりに負けずに泳ぐ技量が必要になります。しかし、これらの難関をクリアした時、あなたの目の前には、一生忘れられない素晴らしい世界が待っています。体力とスキルに自信のあるダイバーの皆さんには、堪えられない体験になるでしょう。
サイパン(グロット)への行き方
国際線で「サイパン」へ向かいます(所要時間約3時間30分)。サイパン市内からグロットへは車で行きます(所要時間約1時間)。ダイビング初心者の方は必ず現地ツアーに参加してガイドを付けることをオススメします。
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グロットで出会える生物たち
ホールを抜けて外洋に出るスポットに、この海域での大物たちは集まってきます。ブラックフィン・バラクーダやギンガメアジの群れ、運が良ければアオウミガメに出会うチャンスもあります。ナポレオンやシコンハタタテハゼを目にすることもできます。
その他にこの海域で見られる生き物たちには、カスミアジ、マダラエイ、マルコパン、オニカマス、バラフエダイ、ローニンアジ、カスミチョウチョウウオ、アカマツカサなどがあり、時にはジンベエザメもやってくることがあります。外洋へ出た地点にあるドロップオフには、いろいろなソフトコーラルやハードコーラルを目にすることができます。
グロット・ダイビングの注意点
以上のように、グロットでのダイビングは、他の場所とは違う、特殊な力量が要求されることになります。エントリーするときだけではなく、エグジットのときにも体力が必要になりますので、体力やスキルに自信のない方は、無理に挑戦してみないほうがいいかもしれません。実際に、このポイントでは事故も多いので、使い慣れないレンタルの機材を使用する際には、操作方法をしっかり頭に入れておくなど、万全の準備が必要です。
この海域は、雨季である夏場のほうがコンディションが安定します。特に、6月〜10月がベストシーズンといえるでしょう。ただし、ホールの内部は水の流れがないため、雨が降ると透明度が落ちるとも言われています。
グロット動画
